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東映アニメーションのメタバース・プロジェクト『ONN’ON STUDIOS』(オナノン スタジオ)が始動するとのことで、3DCGの東映動画スタジオが構築され、アニメーション制作の初期、中期、現在を振り返りつつ、バーチャル空間にコミュニケーションの場を提供するとのことです。
プラットフォームはVRChatということで、12月21日の13時からオープン予定です。
また、特撮美術監督・三池敏夫さん指揮のもと社屋をミニチュア化し展示するとのことで、その当時の雰囲気が再現されています。制作の様子が映し出された映像は本ページの下に掲載されていますので、是非ご覧ください。
東映アニメーションの新規事業『ONN’ONSTUDIOS』始動!!
東映アニメーションからメタバース・プロジェクト『ONN’ONSTUDIOS』(オナノンスタジオ)の始動を発表いたします。
本プロジェクトの統括プロデューサー野口光一氏コメント
「このプロジェクトは、アニメーション制作の初期、中期、現在を振り返りつつ、バーチャル空間にコミュニケーションの場を提供します
まず最初の今回は、初期企画展として、東映動画スタジオ(一期棟)をリアル(ミニチュア)とバーチャル(VRChatのワールド)で制作しました。1956年4月11日に東映動画・漫画スタヂオの建設が計画され、1956年9月26日に竣工式、同年末に完成。翌年1月9日より本格的な稼働が始まり、東洋一を誇る最新最大のアニメーション制作スタジオが誕生しました。
どのようにアニメーション制作をしていたか建物から体感していただきたいと思います。」
「このプロジェクトの(ONN’ON=On and on)は、(延々と)という意味があり『ONN’ON STUDIOS』は終わることのない拡張し続けるメタバースワールドです。
今後、中期企画展として1990年代の世界を知るワールド、現在企画展としてマルチコンテンツのワールドを発表していきますので『ONN’ON STUDIOS』にご期待ください。」
特撮研究所・三池敏夫監督が手掛ける1/25サイズの東映動画社屋
今回展示を行うミニチュアの制作はゴジラシリーズやウルトラマンシリーズなどの特撮美術を務めている、特撮研究所の三池敏夫氏(美術監督)が手掛け、当時の東映スタジオを特撮映画さながらの高い完成度で再現いたしました。『白蛇伝』(1958)や『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)など多くの有名作品を生み出してきた当時のスタジオを体感できるスペシャルなコンテンツとなっております。
三池氏コメント
1956年大泉に東映動画スタジオが設立され、日本初長編フルカラーアニメーション映画が製作されました。このスタジオからたくさんの名作が生み出され、ここで育った人材が日本のアニメを発展させていきます。スタジオの中をミニチュアで再現しました。当時の熱気を感じていただけたら幸いです。
〈プロフィール〉
三池 敏夫(みいけ としお)
1961年熊本県出身。東映テレビヒーローシリーズに参加した後1989年フリーとなり、東宝のゴジラシリーズ、大映のガメラシリーズ、円谷プロのウルトラマンシリーズなどに特撮美術として参加する。2008年再び特撮研究所に所属。代表作に『シン・ゴジラ』(2016)、『シン・エヴァンゲリオン』(2021)などを持つ。
ミニチュア展示概要
名称:東映動画スタジオ1956 期間:2022年12月21日(水)~2023年1月9日(月)
時間:営業時間に準ずる(※上映開始時刻により変更となりますことを予めご了承ください。)
場所:新宿バルト9(東京都新宿区新宿3-1-26新宿三丁目イーストビル9階)
VRChat「Onnon_ToeiDogaStudio1956」概要
オープン時期:2022年12月21日(水)13:00~(※予定)
入場:無料
プラットフォーム:VRChat
ワールド名:Onnon_ToeiDogaStudio1956
詳細は公式Twitter@Onnon_Studiosにて告知
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